ライダーキック！！！

先日、観てきました。映画【オールライダ対大ショッカー】
子供達が観たがるものだから・・・というのは口実で、実は私が一番楽しみにしていたのかも。

映画は冒頭からディケイドとアマゾンのバトル。
アマゾンの登場でテンションが上がってしまうのは、その造形と武器を使わない戦い方が好きだから。
そうだよねぇ～昭和のライダーって、殆どが武器を持たずに戦っていたんだよね。
だから、必殺技ライダーキックに説得力があったんだと思う。

ストーリーは、裏切りあり、孤独あり、友情あり、兄妹愛あり・・・と盛りだくさん。
そして、主題歌を唄うGacktが、結城丈二役で登場・・・！
・・・・・だけど、結城丈二にしては無駄に格好付け過ぎ。
全てを失った主人公、門矢士に戦う意味を説く良いシーンなのだから、
ガッくん、そんなに華美にしなくても充分格好良くなってた筈だよ。
そして、惜しむらくはライダーマンに変身してほしかった・・・！
そこまで引っ張って、何故変身しないの!?

良かったのは、大ショッカーの幹部の方々。
死神博士と地獄大使も、それぞれ変身したけど、その造形が、どことなく可愛らしくて良かった。
現在の敵の造形って洗練されているけれど、なんかあんまり印象に残らないんだよねぇ。

そして、クライマックスには歴代ライダーが勢揃い!!
どんなにディケイドが強くて新しいヒーローでも、1号、2号が登場したら、なんかすごく安心する。
彼等が来てくれたから、もう大丈夫だ、って。
フィニッシュは全ライダーによるライダーキックの雨、雨、雨。
やっぱり、仮面ライダーといえば、ライダーキックですねぇ。
蛇足ですが、電王ソードフォームのライダーキックって、これが初披露なのでは？

全編、仮面ライダー祭りって感じで、すごく楽しませてもらいました。
ディケイドのTVシリーズは、そろそろ終わってしまいますが、また冬に映画があるそうです。
観に行くかどうかは、共演する新ライダー、WのTVシリーズを見てから考えます。